Archive for 11月, 2004
今日、全然知らない方から電話をいただいた。
しかも、携帯に。
「?」と思って尋ねると
「EG(アメリカ人ギタリストの名前)からここに電話しろと言われまして」
とのこと。
EG?
「あ!」と思いだしたのは、もうかれこれ2年も前の話。
このEGが日本に演奏に来たときに会いに行ったのだけれども
会場が一杯で入れず、結局会えずじまいになった。
それではちょっと悔しいので
スタッフの人にその夜彼が宿泊するホテルを聞き出して
すぐさま駅前の文具店に飛び込みレターセットを買って
汚い字で手紙を書いてホテルのフロントに彼に渡すよう言付けた。
その手紙には
「あなたに最も相応しいギターがここにあります。
日本にはこんなに素晴らしいギターを作るルシア(ギター職人のこと)がいます。
サンプルのCDを入れておきますので聴いて頂いて
気に入ったら是非一度実物を弾いてみてくれませんか。
ボクの携帯電話の番号はほにゃららです」
とか何とか書いたように記憶している。
ボクはハンドメイドのアコースティックギターを売っている。
オールマンというボク自信のブランドで。
製作は愛媛県の塩崎氏。
この人は間違いなく世界の5本の指に入る製作家だと思っている。
他の4人は…、まいいか。
で、そのまま駅のコーヒーショップで夜まで待ったけど
結局電話はかかってこなかった。
ちぇっ!と思ったけど、「まあ、旅の疲れもあるんだろうしね」
生来、過ぎたことは考えない。
そのまま忘れてた。
2年経った。
今日電話があったのは、そのEGの日本での代理人らしく
つまりはEGのCDをオールマンで扱わないかというお誘いだった。
EGがこの方に「イトウってやつに電話してみて」と言ってきたらしい。
で、本題はここからだ。
いろいろお話ししてて「ゲ!」と思わず椅子から立ち上がった。
この方、アメリカに楽器を販売するルートをお持ちらしいのだ。
なんで、驚いたか。
実は、オールマンのギターをできたらアメリカで売りたいと
ここ最近ず〜っと考えてて
そのルートをどっから開くかいろいろ思案してたのだ。
塩崎氏もこの案に賛成だった。
それが、ひょんなことから開けそうな話になってきた。
いや、もちろん詳しいことはこれからの話だけど
しかし、こういうことはタイミングなのだ。
思案してたところに
2年前の手紙ひとつで繋がることもあるっていうコト。
何かこうしたいと考えてると
不思議にそこへそこへとすべてが収束していくっていうコト。
それが、ほら、また起こった。
ちなみに、EGとはEd Gerhardのこと。
素晴らしいギタリストだ。
BGM:Ed Gerhard “On a Cold Winter’s Night”
※季節柄オススメ。彼のギターってホント素晴らしい。
全部はまだ読んでませんがパラパラと見た限りでは
一歩進んだショップサイト運営のヒントが
そこかしこにちりばめてられていて
なかなか読み応え(=試し甲斐)がありそうです。
SEOまたはSEM(検索エンジンマーケティング)からPPC広告に至るまでを
ページのユーザビリティを絡めながら判りやすく解説してくれているので
ショップ運営初心者にもきっと役に立つと思います。
特に「集客数が少なくても売上アップ」できるというテクニックは
やってみる価値ありと思います。
久々に内容が濃い本ですね。
オススメします。
BGM:Pink Floyd “Dark Side of the Moon”
今日、東京への出張の帰りに東京駅で「井伏鱒二文集3」を買った。
釣りに関する随筆集だが
その趣味がない人が読んでも楽しい読み物だと思う。
その中の次の一節に、こうある。
「釣には運不運があるが、技術と勘がなくては運が向いて来ない。
勘は訓練から沸いて来るもので、これが技術に磨きをかけてくれる。
理屈ではそこまでわかっているが、その先がわからない。」
これを釣り人佐藤垢石は「それは文章道の修行と同じことだ」と言う。
ネットに溢れるテキストには全くひどいものが多い。
(この記事もそうかもしれないけれど)
前にも書いたがテキストはメッセージを伝える重要な道具だから
もっと読み手に気を遣うべきだろう。
でなければ、なんのために書いてるのか判らない。
井伏は昭和の人だけれども
今読んでもその瑞々しい文章には本当に唸らせられることが多い。
是非、一読をお奨めします。
BGM:Jackson Browne “Runnin on Empty”
先週の土曜日は東京帝国ホテルで
全国イーコマース協議会のNPO法人認定祝賀パーティだった。
多くの会員や来賓で大にぎわいだった。
その席で(と言っても立食だったが)ある(超)大手会社のキーパースンと
ちょっと刺激的なお話しができた。
是非やってみたいと思ってたことを
「ダメモトでお訊きしますが
うちと組んで頂けるような可能性ってありますか?」
と提案してみたところ
「可能性ありますね」と感触のイイお返事。
で、さてはと思い「過去にその事例がありますか?」と尋ねたところ
「いいえ」
「あ、そうなんですか」
「なぜなら」
「はい?」
「今まで誰も言ってこなかったから」
ボクは組み合わせるのが大好きだ。
AとBを組み合わせるとCになる。
それにDを加えることで、ナントEになったりする。
しかし、これにFを加えてもGにはならないが
Hならあり得る…という時。
この「あり得る」というところを突いてみたくなる癖がある。
Gになれば、こんなに面白いことになりそうだ、とは判るけれども
Hが加わることの可能性についての根拠はほとんどない。
ただ、「訊いてみよ」。
それだけだ。
ところが、
ここでHが「いいですねぇ」と言ったりすることがあるのだ。
昨日の記事とも関連するが
要は行動するかしないかで
チャンスを掴めたり掴めなかったりするということは確かにあると思う。
その第一歩は、本当に些細なこと、例えば
ボクのように「ちょっと訊いてみよ」でいいみたいだ。
で、このHという存在はいたるところに溢れているように思う。
ちょっと目をこらせば
自分の企画をグイ〜〜ンと進められるような素晴らしいパートナーHが
そこかしこにいるように思える。
自分ですべてをやる必要など、もうあまりないように思える。
それよりできる人と組んだ方がゴールは近い。
案件は抱え込んでるよりリリースした方が完成しやすい。
だから、組み合わせを考えてみよう。
ただし、
サーバを2つ借りるから初期費用をおまけしてね、という組み合わせは
残念ながら聞き入れてもらえなかった。当たり前か。
セコい!
BGM:Joe Walsh “You Can’t Argue With A Sick Mind”
今日、ある出来事がきっかけでいろいろ考えた。
で、考えてたところに、友人が日経新聞を持ってきた。
(普段あんまり読まないんですよね。なので、取ってない)
星野さん(前タイガース監督)のインタビュー記事の中に
こういう件があって「うむむ」と膝を叩いてしまった。
「何がやりたいのか判らない、自信がない」という問いかけに
「自信なんてボクにもない。(中略)大切なのは、自信があるかないかではなく、
自分の仕事に夢中になっているか否かだ」。
「そうは言っても、夢中になれる仕事自体が見つからないのですが」
「それは言い訳だな。見つけることよりも、やってみることが大事なんだ。(中略)
その結果、失敗してしまったとしても、
それが自分なりに出した答えであれば、
挑戦しないで後悔するよりもはるかにいい」。
「チャレンジする前に『俺には無理だ』とあきらめるほど愚かなことはないよ。
迷ったら前へ。逃げずに前へ出るんだ」。
なにかしら、今日のボクにピッタリな企画記事だ。
もういちいち蛇足はつけない。
彼の言葉がすべてだと、書いておこう。
あ、そうそう、転職しようっていうんじゃないからね。
念のため。
BGM:Levon Helm & Rco All-Stars “Levon Helm & Rco All-Stars”