Archive for 11月, 2006
ひっそりとだけど、割とどこのニュースサイトでも取り上げてますね。
どんなサービスかというと、
Google Answersは,約4年前に開始した実験的サービス。ユーザーが最低2.50ドルを支払って質問すると,500人以上の専門家が回答する。
つまり、あのGoogleにしては珍しい人的検索ツールですね。4年前からやってたんですね。しかも、有料。このふたつの要素が、今のGoogleにそぐわなくなったのかしら。
ところで、それと入れ違いというわけでもないですが、別のところで同じようなサービスがスタート。
ここは、リアルタイムに質疑応答できるのがウリ。確かに、今すぐ自分で選んだ専門家に質問できるのは便利。Skype使えば電話料金を気にしなくてイイし。
回答者のプロフィールに専門分野や分あたりの料金が記載されている上に、過去の回答事例からレイティング(評価)表示もあるので、ひとまず安心できそう。
使用言語の欄もあるところを見ると、いずれ日本でもサービス提供があるのかな。(気が早い)
ブログやSNS、はたまたクチコミサイトやソーシャルブックマークが流行することで、普通の人の発信する情報に重きを置く傾向が出てきてるのは確か。けれども、専門家の知識が全く意味をなさなくなったわけでは全くないんですよね。
この辺のバランスをうまく取ることで、目の前にある情報の価値を推し量っていくことが出来るはず。要は、受け手側にそういう取捨選択の能力が求められてるわけで。
ところで、これだけ膨大な数と恐ろしいスピードでありとあらゆる情報が押し寄せてきたら、もう何が何だか判らないのも事実。いちいち気にしてられるか、もういいって感じ。その一方で、いつの間にか知らないことだらけになってしまうという不安も、実は感じてたり。
そこでボクなんかが、ホントに役に立つ情報だけを配信しようかなと思ったりするわけです。
さて、どうしますかね。
●BGM
| Out of the Loop Brecker Brothers by G-Tools |
あまりこういうものにピンと来ない方だけど、デモを見てアタマの上で電灯が点いた。
Google Earth対応3Dマウス「SpaceNavigator」、Logitech子会社が発表
右の「LEARN MORE」をクリックするとデモビデオがスタートするので、まずそれをご覧あれ。
ね?ほぼ自由自在に動かせる…というか、動いてるでしょ。
で、これを見てて思ったけれど、こういうことができるんならウェブ上に3Dで移動できるショッピングゾーンを作って、実際にやるようにショップを見て回ることもできるかもしれない。
よくよく考えてみれば、今ボクらが見てるウェブサイトというのは、極論すると雑誌やチラシの延長線上にあるもので、二次元の発想からそう遠くまで離れてはいない。逆に、こういう技術がなかったからこそ、二次元的に表現せざるを得なかったわけだろうけど。なんか、スゴイ話になりそうな気配。
…いや、待てよ、違うな。
どうせなら、Google Earthにデータベース化されているリアル店舗のバーチャル版を、そのまま店舗のある場所で見せた方がリアルでイイかも。商品を手に取ることは無理でも、レジに持って行って精算することなら出来そうだし。そういえば、昔、みんながイメージしてたのは、そういうのじゃなかったろうか。
というか、もうそういう計画に入ってるのかもしれない。昨日のマスタープランにはあったんだろうか。ただ、そうなってくると、エライことですよ。ショップサイトの構築方法もこれまでと全く違うものに変わるかも。
今のショップサイトの存在の仕方が「ページ」単位だとしたら、将来的には例えば「ルーム」とか「エリア」とか、よく判らないが空間を表す概念になるんじゃないかしら。ま、画面で見てたとしても。
AdWords広告なんかも検索画面だけでなくて、エリアで指定してGoogle Earth上で表示するんじゃなかろうか。今それがないのが不思議だけど。画面上にマウスを持って行くと、GoogleMapみたいにショップのところに「歳末バーゲンやってます!」の吹き出しが出たりして。
ショップだけじゃないな。GoogleBaseで、例えば京都のおばんざいのレシピを載せてるおばあさんちにも行けたりする。ピンポ〜ンてな具合に。お支払いはGoogleCheckで。おおきに。
そういうのが始まろうとしてるのかな。う〜ん、あれこれ考えてたらアタマが痛くなってきた。ちょっと休憩。ま、ウォッチしておきましょうかね。
●BGM
| Living in the Material World George Harrison by G-Tools |
先日、友人に誘われてあるイベントに参加した。
要するに、優秀なソフト開発の人材発掘を支援してる経済産業省の独立行政法人情報処理推進機構(IPA)に採択された開発者が、研究テーマの進捗具合や事業化の状況などを報告するイベント。堅そうでしょ。
これが実際結構カタイ話が多くて、正直言うと失礼ながら途中で退屈してしまった。多分自分が技術者でないからかもしれないけれど、それにしてもイマイチ実用性に欠けるきらいは否めないなぁと。それを、自身採択された開発者でもあるくだんの友人も認めていて、「そこが実は我々の課題なのよね」とか。
ただ、もうひとつ抱いた感想は実はその正反対で、「そうかといって突拍子もないホラ話も聞けなかったなぁ」ということ。つまり、まるでサプライズがなかったんですな。むしろ、そのことの方が重要かもしれない。
そういう点では、このGoogleのマスタープランには興味が尽きない。
ここに掲載されているホワイトボードを大きくして右へ左へ動かしてみると、Googleの壮大なるスペースオペラがこれでもかとばかりに繰り広げられていて、その大きさに圧倒されること必至。ここに、一部を抜き出した解説がある。
今後開発するソフトやハード、雇い入れたい人材、投資の対象、買収すべき技術、構築する組織などなど、とにかく大小硬軟織り交ぜてありとあらゆる可能性(その一部は既に実現してる)を絵巻物のように描き連ねていて、さながら一つの惑星を見るよう。いや、大げさでなく。火星まで買うんだから。
で、これをつぶさに見ると、ある意味今、我々がどういう世界に生きているかが見えてくる。あるいは、Googleのどういう未来像の中に我々が組み込まれようとしているか、が。ちと、怖いけど。
ただ、こういう爆発する発想力を持つということ自体は素晴らしい。可能性の有無という概念を取り払って、想像力のほとばしりを抑えることなく放出する。なにかコトを起こして社会にその価値を提供しようとする者には、例外なく必要な資質かもしれない。
天下のGoogleと引き比べるのも酷だけど、くだんのイベントでボクがサプライズを感じなかったのは、つまるところこの発想の爆発がなかったことが一因かと。
そういえば、そのイベントでmixiの笠原社長がこういう言葉を紹介されていた。
インターネットにある(ビジネス)機会は全て利用し尽くされたと誰もが考えたときに、そもそもそのルール自体を変えてしまう企業が登場する。そこに自分が関わっているのは感動だ。
これ、元Yahoo!CEO、現Friendster取締役のTim Koogle氏の言葉だとか。こういう言葉を業界のトップにいる人が吐いたりすると、いろいろと夢を描いて俄然やる気が出るもの。日本に欠けているのは、そういう先達なのかもしれないなぁ。
ま、このマスタープラン、一度じっくりと眺めてみることをオススメします。
●BGM
| Brown Street Joe Zawinul by G-Tools |
このところ、内外でストレージサービスが元気。一方、ネットショップでは動画で商品説明をすれば、よりいっそう説得力が増すのは明らか。
で、その動画ファイルの置き場所としてストレージサービスの出番となるわけだけど、YoutubeやGoogleVideoなど、数多ある中でこれはめちゃカンタン。
myfabrik lite – Quick, easy & anonymous online storage
プレイヤー付きの画像や動画、音声ファイルをメールで送れるだけでなく、サイトにそのプレイヤーを埋め込むことも出来るツール。会員登録不要ですぐ使えるのがイイ。
動画で商品説明したいのなら、アップしたい動画ファイルを選択してmyfabrik liteにアップし、画面上で発行されるコードをコピー&ペーストしてショップサイトに埋め込むだけで、ハイおしまい。プレイヤーの「PLAY」ボタンをクリックすれば再生が始まる。実にシンプル。
たとえば、こんな風に再生出来る。
なお、メールで送る場合は、送られてきたメールに記載されてるURLをクリックするとプレイヤーが表示されるという案配。ちなみに、そのパターンでボクが作った音楽プレイヤーはこれ。
一度に複数のファイルもアップできる。容量1GBまでは無料で、1GBオーバーするごとに月に49セントが加算される。1GBもあれば結構使えるはず。
ところで、ここのリポートを見ると、なんと、$1200万もキャピタルから調達したそう。 しかも、その90%には手をつけずに銀行にあるとか。
考えてみると非常にシンプルなシステムとビジネスモデルだから、そもそも、そんなに資金が要ったのかどうか、ちと疑問。
余ってるなら、少し回してもらおうかな。(おい)
●BGM
| I Can Stand a Little Rain Joe Cocker by G-Tools |
う〜ん、これはどうかなぁ。
どうやら、イギリスでGoogleの検索結果表示のトップ画面に、ブログ検索の結果も表示されるテストがされたらしい。下のスクリーンショットの下部分。クリックして拡大するとよく判る。
以前、日本でもスタートしたGoogleのブログ検索についてここに書いたけれど、それは通常の検索とは別のサービスとして提供されるもので、だからこそブログを使ってSEOを行っているサイトオーナーにはちょっとした方向転換が必要かと書いた。
ところが、このイギリスでのテストによると、同じ画面上に、しかもトップページの一番下に表示されるので、そうなると全く話が違ってくる。
リポートにもあるように、最下段でもトップページに表示されるのとされないのとでは雲泥の差。意外と一番下は気にされるところなので、結構な効果が見込めると思う。(もしかしたら毎ページ、最下段には表示されるかもしれないけれど、ネタ元を読んでもそこまでは判らない)
で、リポートでは、蔓延するスパムブログをどうブロックするか、それができなければブログの存在意義自体が貶められると心配してるけれど、それと同時にボクは例のサクラ記事のことに思いを馳せた次第。
ここに表示されれば、そもそもの「集客」という目的に大いに貢献するはずで、そうするとそう相応の対価が得られる理由に当然なるだろうし。つまり、サクラになる大いなる理由が生まれるわけだから、俄然、やる気を出すんじゃないだろうか。いや、出すでしょ、やっぱり。
実は、サクラ記事の検索エンジン効果については、以前ここで紹介した『口コミ2.0 〜正直マーケティングのすすめ〜』でも、著者の上原さんが(見逃してしまいそうなぐらい)ソロ〜っと指摘してる。ちなみに、この本は読み処満載だけど、ボクにはこの部分が一番重要に思える。
確かに、ワンストップで両方チェックできるのは、ユーザーにとっては便利といえば便利かも。ただし、そこにノイズが混じれば利用価値のきわめて低いサービスにならないとも限らない。それでは、元も子もなくなる。
願わくば、スポンサーや報酬のあることを公表せずにべんちゃらを書き連ねる幇間記事を、Googleがなんらかのアルゴリズムでスパム判定してくれることを。Googleの優秀な頭脳をもってすれば不可能ではない(でしょ、きっと)。
で、それを公表しつつ、かつスポンサーの意向に左右されない記事はセーフにしてあげよう。それ自体が貴重な情報だろうから。
それが出来るまでは、このサービスは良いとも悪いとも、まだ言えないですな。
●BGM
| Brand New Classics Ann Peebles by G-Tools |
