Archive for 1月, 2007

汝、Googleの意のままに従い給うか。

֥åޡɲä

米Google Checkout がまたテストを始めてる。

In search of Checkout

Google Checkoutについては、これまでもたびたび書いている要チェック項目。ご存じない方は下記を参照あれ。

【速報】またやってくれました、Google Checkout。

2006年イケてるウェブサービスBEST10。

Google Checkout、来てます。

既存企業をバッタバッタとなぎ倒す。

ネット全体が巨大なモールなのだから。

で、今回のテストでは検索結果の最上部にプロダクトサーチの結果を表示してるのだけれど、Google Checkoutが使えることを明確にアイコンで表示している。

例えば、アメリカのGoogleで”laser pointer” と検索したらAdwords広告の下、つまり検索結果の一番上にこのような項目が出る。

product_search_results.jpg

今ならサイトで見れる。

一番上というのが、テスト期間中だけのことなのかどうかは判らない。でも、明らかな意図を感じるなぁ。

ついでに、Adwords広告でもGoogle Checkoutの使えるところはそのアイコンの表示が出るように極々一部でテストしてるらしい。残念ながらこれは未確認。

「Googleの目的はいつものように、ユーザーがいつ何時Googleで検索しショッピングしようとも、より適切な情報を提供することだ」と言ってるけれど、それはGoogleにとっても適切な情報であると。

ところで、そんなリポートに唸ってたら追い打ちをかけるように、検索順位を上げる意図でなされた相互リンクやリンクファームを施しているサイトをNGとして、Googleがインデックスからはずすという情報がmixi経由で耳に入った。

Googleのホームページバブル崩壊

あらまと思って調べたらオフィシャルブログでもそう書いてる。どうも本気みたいだ。

A quick word about Googlebombs

ま、Googleも私企業だから自社の持つサイトをどう運営しようと勝手だけど、それが恐ろしく強大なプラットフォームだけに、その影響は計り知れなく大きいかと。

しかし、決済の方法やSEOの手法を、否が応でもGoogleの意に沿うモノにしなければならない構図って、どうなんだろうか。

そして、また心配になる。果たしてGoogleは、本当にEvilにはならないのかな。

●BGM

Affinity Affinity
Bill Evans

by G-Tools

Tシャツを自分でデザインして買う。

֥åޡɲä

これはよくできてる。

Goodstorm、FlashベースのTシャツ制作サービスをスタート

Goodstorm

画面上で自由にテキストや画像をTシャツにデザインできる。画像は、あらかじめ用意されてるのもあるけれど、自分のパソコンから自作のものをアップロード可能。テキストや画像はマウスでつかんで簡単に移動できるので直感的でイイ。サイズもスライドバーで右左すれば任意に設定できる。

で、できあがったら1枚からでも購入OK。つまり、セルフサービスでどうぞというわけ。ここにデモがあるのでやってみよう。

非営利団体を主な顧客にしていて、売上げからチャリティに寄付する仕組みも用意されている点も、あ、なるほど、と。で、アメリカでは他にも似たようなサービスがあるけれど、これ実は、日本でも流行の兆しのあるドロップシッピングの一型式なんですね。

聞くところによると、プリント業界では最近この手のサービスに投資してるところが結構あるそうで、過当競争の中での生き残り策としてネットに活路を見いだそうという動きがますます活発になる模様。う〜む、当然でしょうねぇ。

ところで、ここに出てくるウィジェットにはもっと注目しておきたい。

GoodStorm、ブロガーに利益の50%還元するEコマースウィジェット提供予定

MeCommerce

ブログ内に商品リストの枠を入れられるようにするサービス。商品は、タグを指定することで自由に選定できる。で、読者はショップサイトへ移動しないで、ブログ上で購入できる仕組み。素晴らしい。なんと去年からあったとは、知らなかった。

上記のサイトの右下にAmazonおまかせリンクのような広告枠があるので、どれか商品をクリックしてみれば判る。商品の詳細の下に、クレジットカード情報、発送先住所等の入力欄がコンパクトに表示される。このシンプルさが、購入者の「買い気」を失わせない秘訣かと。

AdsenseやAmazonなんかと違って、とにかくその場で買えてしまうのがイイ。以前も書いたように、「移動しなくてイイ」というのがトレンドになる気配はかなり濃厚。

ソーシャルショッピングが流行る(に違いない)理由も実はそこにあって、同じ嗜好の仲間とワイワイ交信しながらも、そこから移動せずに買ったりウィッシュリストに入れたりが極々当たり前になるかと。これはただ店舗をリスト化したモールとは違う、もっと多様な価値を提供できる仕組みとして今後のトレンドになるはず。

Eコマースはますます面白くなる。

●BGM

Out of the Loop Out of the Loop
Brecker Brothers

by G-Tools

唄って検索、のち仲間。

֥åޡɲä

これは、歌が好きな人なら絶対に気に入りそう。

midomi

曲名を知りたいときに自分でパソコンに繋がっているマイクで唄って検索できるサービス。「唄って検索する」というのがスゴイ。

向こうのリポートでは認識度が高いという評判だったので、ちょっと試しに唄ったみた。mixiではなかなか認識しないというコメントもあったのでどうかなと思ったけれど、それがなんと、古いフォークソング「Blowin’ In The Wind」は一発で検索してきた。なぜか、感動。選曲が良かったのかな。ちょっとシャウトの入ったハードな曲はうまくいかないみたいだけど、それはこっちの歌唱力に重大な問題があるかと。

注目なのは、それだけではない。SNSの機能もちゃんと用意されていて、自分のプロフィールページで唄った音声ファイルを公開できるので、曲名なんかで検索して訪れた他のユーザーが自由に聴くことができる。

ついでに、オリジナルとの聞き比べもできる。中にはプロ顔負けに唄う強者もいてその才能には驚く。先日のAmieStreetといい、これといい、向こうの素人は玄人はだしでとてもレベルが高い。…ということは、ここでヴォーカリストが自分をPRするのもいい手かもしれないな。

で、ついでにオリジナルをダウンロードで買うことも出来る。これが収益源かなと。

さらに、そのユーザーの歌に点数を投票できるのがオモシロイ。で、その人の歌が気に入ればファンとして登録できる。mixiのマイミクみたいなものと言えば判りやすいかも。その曲が何回聴かれたかも表示されている。そのうち、仲間が集まってコーラスグループなんかもできるかもしれない。

蛇足だがキーワードでも検索はできる。曲名やアーティスト名がおぼろげにしか覚えていない場合の検索だろうから、例えば「Beck」と検索したら「Back」や「Bock」など似たもの検索ができるけれど、それももちろん、ユーザーが録音した曲での検索結果。つまり、素人の唄う曲で結果を聴くわけ。オモシロイなぁ。

そうなると、これはもはや楽曲の検索ツールというよりも、むしろ歌好きの人たちが交流するソーシャルネットワークのためのツールという方が実態に近い気がする。

「音楽」というテーマは、メンバーの属性をある程度絞って共通のテーマで盛り上がりたいコミュニティに最もマッチする。そこに検索機能を持ち込んだのは技術力の裏付けがあってのことだろうけれど、発想がイイ。

同様のサービスに、Nayioのハミングサーチがあるけれど、FlashではなくてActiveXを採用しているので、ソフトをダウンロードしてインストールする手間がある。おまけに、FirefoxなどのIE以外のブラウザでは使えないので、あまり賢明ではないかなと。

手軽に今すぐ参加できる。で、無料。それが、たくさんユーザーを集める鉄則。それと、そうそう、楽しい、もね。

で、いつもの独り言。これ、日本版を誰かやってくれませんかね。

●BGM

Northern Lights Northern Lights
Mike Mainieri

by G-Tools

AnswerUで先輩に訊いてみよう。

֥åޡɲä

はい、ここで質問です。

「バークリーにタコやジョーシューヤ以外に寿司やさんはないの?」
「映画『ゴッドファーザー』は第何章が一番オモシロイ?」
「なんでバークリー校のキャンパスにはバーがないんだ?」
「勉強するのに最も静かなところはどこ?」
「なんか面白いイベントってないの?」
「韓国ドラマはどれがベスト?」
「で、正確には”the play”てのは何?」
「一番単位を取りやすいクラスってどれ?」

…などなど。答えはここで。

AnswerU

要するに、学生同士で情報やアドバイスや意見を交換するSNS。学生から投稿された質問に他の学生が答える。それをまた他の学生が読んで、役に立ったと思えば点数を投票する。その得票数によって掲載順位も変わる。

ついでに誰かさんにも教えてあげようというときには、メールで送ったりFacebookにログインしてクチコミできるそう。ユーザー属性を特定してテーマにしたいカテゴリを絞り込んでいるのがイイ。

というか、そもそもこのサービスの開発運営者もMITの現役学生の二人。彼ら自身がツマラナイ質問に手を焼いていて、サイトを検索してもめぼしい情報源がなかったときにひらめいたんだそう。で、作ったとか。エライなぁ。

中には、「来年住むところを探さなければいけないんですが、気をつけた方がイイ、つまりタチの悪い不動産業者ってどこですか?」という質問に、「Ann Arbor Realty。ボクの経験では、ここはこの地域では最低だ。」「Campus Management, Campus Rentals それに Michigan Realty Managementのどれかで探すとイイよ。」と、とても具体的に答えてくれている。こういう情報は同じ境遇にある者にしか入手できない。

これからのSNSは、60歳以上だとか、赤ちゃんのいるお母さんだとか、同じ属性が集まって互いに交信する場としても機能していくんだろうと思う。(そういう意味でも、地域コミュニティとしてのSNSも期待度大。)学生というのは、その中でも最もアクティブなユーザーかと。そこから、また新しいビジネスモデルが生まれるかもしれない。

ちなみに、ボクの好きなゴッドファーザー(のシーン)は、若かりし頃のコルレオーネ(デニーロ)が、働いていた店をギャングに無理矢理辞めさせられて家に帰っていくシーン。店主が追いかけてきて野菜を持たせるところは、なぜかジ〜ンと来る。

くじけるもんか!って思います。

●BGM

Smokin' in the Pit Smokin’ in the Pit
Steps Ahead

by G-Tools

WikipedeiaでAmazon大百科事典を作る。

֥åޡɲä

米Amazonが面白いことを始めた。

Amazon Quietly Launches Amapedia, a Wikipedia For Products

Amapedia

いわく、「あなたが一番好きな商品についての情報を共有しましょう」。要するに、Wikipedeiaと組んで、Amazonの取り扱う商品についてユーザー(消費者)がレビューを投稿し一種のアマゾン大百科事典を作ろうという話。

ユーザーがするのは

・お気に入りの商品について書く
・他の人が何が好きなのかを知る
・どれほどその商品が好きか(嫌いか)を数量化する
・ソースを引用する

Amazonのアカウントを持っていれば誰でも参加できる。つまり、Wikipedeiaなので誰でも記載内容にどんどん手を入れられるわけ。この辺が一般のSNSなんかと違ってオモシロイかも。雑多な情報を登録される数だけ抱えるのではなくて、ひとつのエントリに集約されていく方が確かにあとでリファレンスしやすい。日本の価格.comに似ているけれど、そこがややニュアンスが違うところかと。

もちろん、Amazonの商品ページにリンクされているので、これも一種のソーシャルショッピングと言えるかも。ただ、Amazonにしてはサイトの作りがイマイチで使い勝手がなんとも悪い。スタートしたてだけど、間違いなくあちこちから厳しいコメントが寄せられると思う。

ところで、Read/Writeでは、今のAmazonの商品レビューがちょっと堅苦しくて古くさいものになってきてるので、それに代わるものとしてAmapediaのレビューが使われるのではないかと推測してる。う〜む、それはイイかもしれないな。

ボクは以前からAmazon(正確に言うと日本のアマゾン)のレコメンドを全く評価していない。例の、「この商品を買った人はこれも買っています」というやつ。「それも知ってるし持ってる」と言われるのがオチ。少なくともボクはそう。

だいたい同じような嗜好を持つ消費者の購入データを機械的に引っ張ってきたところで、なんの発見も喜びもないことは、孤島で一人暮らす人でない限り(そういう人を揶揄してるのではありません。たとえです、たとえ)、すぐに気づくと思うのだが。はっきり言って、消費者を見くびっているとしか思えない。

そこへいくと、個人が好き勝手に書くレビューの方がちょっと視点の違う情報を入手できるので利用価値は大きい。まして、このAmapediaで継続的に編集されるのであれば、おのずと内容も濃いものになるはず。

しかし、Ama(zon)と(Wiki)pediaでAmapediaというのは…どうもねぇ。おまけに、レビューの投稿者をAmapedianというらしい。なんか芸がない。サイトデザイナーとエディトリアル系を替えた方がイイと思うけど、大きなお世話か。

●BGM

In the Year of the Dragon In the Year of the Dragon
Geri Allen Charlie Haden Paul Motian

by G-Tools


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