Archive for 1月, 2008

これは画期的。

iStorez

ネットショップからのニュースレター(ま、画像つきの広告メールですな)をネット上で収集してくれて、しかもカテゴリ分けしたりやタグづけしたりできるので、後でゆっくり見て回ったり検索するのに便利なサービス。

要するに、メールソフトの受信トレイを広告メールで一杯にする代わりに、サイト上でまとめておきましょうという話。まとめられたショップ情報が、実は自分だけのショッピングモールになるという発想が素晴らしい。

サイトを開くとショップ別にタブで分けられてるので、目的のショップ情報をチェックするのにとても判りやすい。

istorez01.jpg

広告メールの中にも有益な情報があると思っている消費者は結構いる気がする。ならば、スパムと区別しておきたいのが人情というもの。

かといって、情報の入り口をRSSのフィードだけに限るのも、まだ時期尚早の感がある。そうではなくて、受信したいメールだけをここに受け入れ設定しておくのは確かに賢い。Gmailのスパムフィルター機能とは、そもそも目的が違う点は注目したい。第一、一覧性が高くてきわめてユースフル。

さらにTechCrunchの記事によると、アフィリエイトの仕組みも導入されてるんだそう。

言い方を変えると、彼がしようとしているのは、画像をたくさん使ったメール広告をアフィリエイト広告に変えることだ。クリック単価ベースで見ると、彼はたぶんクリック当たり25セント回収できると見ている。総じて、効果的CPM(広告を1000人見るごとに入る収入)は$30〜$50ドルというのが彼の見積もりだ。

アフィリエイトを絡ませると、案外このツールの普及は早いかもね。

近々、RSSのフィードも始めるそうなので更に便利になるとか。これはもしかすると、新しいプロモートツールとして、とても重要なポジションを占めるかも。ショップオーナーは、今後も要チェックですな。

●BGM
Chrome Dreams II
Neil Young
B000VEA31Q

また新しい検索サービスのお目見えするらしい。

Delver

なんと、検索する人によって、その人に相応しい検索結果を表示してくれるんだとか。つまり、人によって違う結果を出してくれる。へ〜。

ネタ元はここ。

検索する人の友だちを見て全然違う検索結果を出すエンジン「Delver」

ここでモノを言ってるのが、ソーシャルグラフ。要するに交友関係ですね。Delverでは、このソーシャルグラフを活用して、交友関係データから、その人の興味の対象なりレベルなりを形成していく仕組みを持っているんだとか。スゴイなぁ。

Delverではまずウェブをクロールし、ユーザーの社会的人脈の位置関係を把握するところから始める。ソーシャルネットワーキングのプロフィやブログ、ブクマク、写真、動画共有サイトで見つけた情報は検索者のソーシャルグラフに相互リンクを張りながらオン・ザ・フライ(on-the-fly)で構築していく。

で、

ソーシャルグラフはちょうど指紋のようなもので一人一人違う。なので、 Delverでは検索クエリーが同じでも全然別の検索結果が出てくる。検索結果には、検索者本人のコンタクト先の人たち全員の経験が反映されるのだ。

なるほど。つきあいのある友達によって出てくる答えが違うというわけ。もっとはっきり言ってしまうと、その人の人生そのものが検索結果に反映するということかと。そりゃ、スゴイわ。ちと、コワイ気もするけど。

クロールされる情報は既に公開されているものだけなので、プライバシー侵害の心配もない。しかも、これがアカウント登録の必要なしで使える。逆にこちらから提供したくない情報は指定できる。

SNSがネット本来の「繋げる」という機能を具現化しているとしたら、そのつながりの中で共有されるべき「知」を、検索という誰でもがする行動に反映するのは理にかなっているし、確かに得心のいく結果が得られるはず。ソーシャルグラフという概念は、今後もっと利用されるんでしょうねぇ。

ベータ版は3月のリリース。待ち遠しい。しかし、イスラエルからはユニークで素晴らしい技術を持つ会社が続々と出てくる。悔しいゾ。

●BGM
Rain Dogs
Tom Waits
B000001FFJ

続々と出てくる無料音楽ダウンロードサービス。でも、その大半はまだ違法性を残してて、ほとんどのユーザーがそうと知りつつ、「ま、いいでしょ」というノリで楽しんでるのが現状かと。

そこへ、4大メジャーレーベルと契約を交わした合法的音楽ファイル交換サービス、というふれ込みでこれが始まった。

Qtrax

始まったのはイイけれど、4大メジャーのどこもが提携を否定してて、実はまだ交渉の段階だったとか。とんだ勇み足で、向こうのメディアでもちょっとした騒ぎになってる。やれやれ。

一方で、メジャーは「imeem」や「Last.fm」といったストリーミング型の無料音楽配信サービスとの提携はどんどん進めてて、確かにそっちの方では無料化はもはや止まりそうにない。imeemは、以前ここで書いてるけれど、ホントによくできてる。http://bolinc.net/?p=1040

imeem

そんな中、Amazonは、今のところアメリカ国内だけで提供しているDRMフリーのMP3を、2008年中に世界中でダウンロード可能にするらしい。ほほ〜。

Amazon to Begin International Rollout of Amazon MP3 in 2008

Amazonは現在270,000を超えるアーティストの330万の楽曲を、 256kbpsエンコードで1曲89〜99セントで提供している。ちなみに、4大メジャーの他に33,000のインディ系レーベルとも提携している。スゴイな。

ライバルのAppleは未だにメジャー全部を揃えていないので、DRMフリーの楽曲プロバイダーとしては最強ということになりそう。

ただ、正直言って、ボクは楽曲を、それがパッケージにしろファイルにしろ、「所有」して楽しむというスタイルがそろそろ終わりかけてる気がする。少なくともボクの場合、Napsterを利用するようになって、「所有」よりも「共有」という感覚が強まっているのは確か。

「所有」とは実は、自分で聴ける音楽の世界を制限することであって、「共有」はその制限の範囲をかなりのところまで広げてくれているわけで。ならば、後者の方がリスナーにとっては喜ばしいのは明らかかと。

ただ、そのNapsterも春頃にはMP3のダウンロード型に変わるという話がちらほら。これを時代の逆行と嘆くのはボクだけだろうか。

●BGM
Day Trip
Pat Metheny Trio
B000YDOOU0

WebMyndが覚えていてくれる。

֥åޡɲä

将来、また見に来るだろうと思われるサイトは、ブラウザにブックマークしておくのが普通。でも、ボクみたいに移動が多い場合は、行く先々で違うパソコンを使うので、それぞれにいちいちブックマークするのが面倒だし、第一ブックマークすることすら忘れてることが多い。(歳?)

ところが、FireFoxやFlock(久しぶりに書く名前だな)などのブラウザには、ソーシャルブックマークのdel.icio.usに登録できる機能もあって、どこからでもウェブ上に保存している自分のブックマークを参照できるので便利。ボクがこれらのブラウザを使う理由のひとつがそれ。

で、そのFireFoxのプラグインに新種が登場。

WebMynd

なんと、訪問したサイトのコピーをブラウザが全部記録してパソコンに保存してくれる。しかも、サイトのスクリーンショット(サムネイル)をずらずら〜っと表示してくれるので、ぱっぱと見て目当てのサイトを見つけられる。時と場合によっては、キーワードやタグで検索するより、この方が速い。記録するのを中止することもできるし、削除するのも簡単。

webmynd-home_1201578799166.jpg

とまあ、そういうことなんだけど、ボクがテストしたときは、なぜかうまく動かなかった。シュン…。

で、思い出したのが、Google。

知らない人も多いけれど、Googleにはアカウントを持ってれば、サイトの訪問履歴を保存する機能が実はちゃんとある。Googleの画面の右上に、「ウェブ履歴」というメニューがあるので、ここを開くと、あらまぁなんと、日付別にぜ〜んぶ記録されてる。ちょっとコワイぐらい。

しかも、イメージ、ニュース、商品、動画、地図、ブログ、はてはスポンサーリンク(広告)まで記録してる。ついでに、「関心のあるアイテム」をクリックすると、ユーザーの検索履歴をもとに、それらに関連するサイトをレコメンドしてくる。ほ〜。

ただ、サイトのレコメンドといえば、StumbleUponの方がもっとスゴイ。これも、ブラウザにプラグインできるし。以前に書いてるので、そちらを参照されたし。

StumbleUpon

ところでWebMyndは、保存期間を長くすることで有料にするモデル。1週間なら無料、$10で6ヶ月、$20で1年だとか。う〜ん、ここは検索機能に広告を絡ませて無料で行くべきだったかも。

もし、Googleにサムネイルの一覧性があれば、そっちで用は足せる気もする。やってこないかな?

●BGM
Truth
Jeff Beck
B000I0QKDS

だから何なんだ、と言われるかもしれないけれど、ほほ〜っと思ったので。

Asterpix

ビデオに、ユーザーが好きにコメントを加えて投稿するのはこのところよく見かける。

でも、asterpixがスゴイのは、再生中の動画のある部分を指定して、ホットスポットという囲みを表示し、そこにコメントやリンクを設定できる点。しかも、ホットスポットは最初に設定された部分が画面上を移動してもちゃんとついていく。

何のこっちゃ?と思うでしょ。これをご覧あれ。再生すると、画面に四角い点線が現れるので、そこにマウスを持って行かれたし。

彼がナイキの新しいシューズを履いたところで、その靴にホットスポットが現れて、リンクをクリックするとスポーツ用品のショップサイトに行く仕掛け。要するに、視聴者の興味の行くところに、次へとクリックさせるフックを用意してるわけで。やられた。

だから、ビデオをインタラクティブにしようというキャッチフレーズは、あながちウソではないけれど、むしろ新しい広告プラットフォームを提供していると言った方が正しいかと。

それに、インタラクティブと言うなら、見ている側も自由にメッセージを残せるようにするべきだろうしね。

ま、それはそれとして、メールで友人に知らせることもできるし、こうやってブログに貼り付けることもOKなので、人の作品をハイジャックしてる点を無視すれば(できないか)、これは案外強力なプロモートツールになるかも。

●BGM
STARTING OVER(初回盤)(DVD付)
エレファントカシマシ
B000YQ8D18


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