サイトの掲載内容を読み取って、それに関連する広告を自動的に表示する技術はAdSenseが有名。で、それに対抗馬が現れた。
注目すべきはふたつある。
ひとつは、eBayのShopping.comとYahooのShopping Networkに登録されているアイテムを広告として表示する提携を結んだこと。その数、なんと5000万件(!)。Googleがおよそ100万アイテムだそうだから、その50倍もある。うひゃ〜。
もうひとつは、サイトを読み込んで広告を表示するとき、キーワードを手がかりにしていないこと。Proximity〔近接性〕解析という方法で、文字の姿(shape of words)を元に最も近いパターンの文字列を取り出してくるらしい。なんと斬新な発想。
広告はAdSenseのように枠組みの中に表示されるだけでなく、「Prox It」というリンクをクリックして、画面上にオーバーレイで表示することもできる。これは一見、関連情報っぽく見えるので効果がありそう。
サイトに広告を表示するのには、単にエンベッド用のコードを貼るだけ。このコードも、広告枠のタイプとカラーを選択するだけで簡単に作れる。
で、こんな感じで表示される。

ついでに、FireFoxのプラグインも用意されてる。これをインストールすると今見てるサイトの内容に関係した広告がサイドバーに表示される。

TechCrunchの記事によると、「Proximicのテストでは広告に対するクリックスルーは1.5%もあった」んだそう。それはスゴイ。
などと思ってたら、去年の10月にScoble氏がビデオリポートしてるのを見つけた。なんと、開発にもう5年かけてるらしい。単なるスタートアップではないんですね。
ちょっと長いけど、デモしてくれてるので貼っておこう。
アイテム数といい、広告表示のアルゴリズムといい、その表示の仕方といい、ProximicはAdSenseの好敵手になるはず。ただ、スポンサー募集をeBayやYahoo!経由じゃなくて、直接やってくれるともっとイイかも。で、日本での提供はいつなんだろうか。当分無理かな。
これを、しかし、ドイツの社員たった14人の企業がやってるとは。素晴らしい。
●BGM
Rock of Ages
The Band 
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