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これからのSNSを考える(5)〜これは果たしてSNSなのか?

う〜ん、なんか違う。

先に言っておきますが
これまで、国内のサービスを取り上げて書くことは
非難がましくなるのもイヤなので極力避けてきたのですが
SNSについて考えてきて、あ、これはやっぱり言っておこうと。

もう2週間ほど前の記事ですが、どうも変です。
まず全文読んで頂ければと思います。

Web2.0型ビジネス研究 ショッピングSNS編

ここで、友人が友人に商品をオススメする仕組みを
リアルの世界により近い
「つながりの間で交わされるアフィリエイトシステム」
として紹介されています。

「その中のメンバーは、基本的に
「友だち」か「友だちの友だち」といった具合に、
「信頼の糸」でつながっている。
つまり、そこに流れる情報の信ぴょう性はメンバーにとってすこぶる高い。
それは、商品に対する評価でも同じだ。
従って、だれかが提携サイトでモノを買い、
日記の中でそれについて高い評価を記せば、
ほかの人が買いやすくなる傾向が生まれるのである。」

ふむ。それはその通りですね。

ただ、確かにユニークだけれどもちょっと危ないのがここ。
オススメしたAさんだけではなく
その商品を買ったBさんにも売り上げに対するコミッションが支払われる。
しかも、Bさんの方が多くコミッションを受け取る仕組み。

「こうして、ビルコムは、
Web2.0型サービスでモノを売れやすくする仕組みを築いている。」

あれ〜?

友人のオススメであること、それはイイです。
ただ、報酬がシェアされること、というのは
一見、素晴らしいと思えるけれども
結局、報酬目的になってしまう危険性を多分に含んでませんか。

・・あ、そっか、これ、モノを売るための組織であって
どうやらSNSでもなんでもないわけですね。

無償の情報提供があるからコミュニティとして価値があるのであって
そこにカネが動けばまるで意味が違ってくると言えば
子供じみてるでしょうか?

もうひとつ、引っかかった点。

記事にもあるように
「ビルコレは、ロングテールとは逆のマーケットを狙っているところがある。
つまり、(80:20の法則の)80%の部分。」

つまり、テールではなくてヘッドの部分
黙っててもゴソ〜っと売れていく部分を狙っているわけで
そういう、もともとマスで売れるパワーのあるものに
コミュニティでのオススメの出番ってあるんでしょうか。

ほとんどの人が知らない、気付いていないモノ情報を
コミュニティで披露し共有するからこそ
ネットでありWEB2.0じゃないんでしょうか。
ま、WEB2.0かどうかは、どうでもイイとして
そこに「知る」面白みがあるからこそ
コミュニティとして成り立つと思うんですが。

見れば、蒼々たるメンバーが提携先として名を連ねています。

ツタヤオンライン、デル、ヒガ・インダストリーズ(ドミノ・ピザ)、
ソニープラザ、サントリー、リクルート、セガ、オートバックス
フランスベッド、アップルコンピュータ、ソニースタイル・ジャパン、
エイボン・プロダクツ、ユニクロ・・。

商品数は、ざっと200万点にのぼるそうですが
こんなメジャー級の企業に、友人たちはどうオススメするんでしょうか?

17インチモニター付きで5万代!とか
アンチョビが絶品!とか
ぐっすり休めます!とか
夏はドライで快適!とか・・ですかね?

何のどこをどうオススメするんだか
血の巡りの悪いボクにとんと想像つきません。

もっと驚いたのは、友人を作るプロセス。

「「友だち」をつくるには、「友だち申し込み」をする。
そのためには一定の条件を満たさなければならない。
血液型、居住エリア、趣味といった自己紹介情報や
「ビルコレ」内で買ったものなど・・(後略)」

バカらしくて全部引用する気になれませんが
「相性度」を築くために、
血液型まで申告しなくてはならないなんて。
第一、そんなもの、お膳立てする必要がどこにあります?
出会いは自分で作ればいいでしょうに。

そして、最後に行き当たった疑問。

・・これって、MLMとどう違うんでしょうか。

(どなたか、アホにでも判るように
かみ砕いて教えて頂けると有り難いんですが)

BGM:Jaco Pastorius “Invitation

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