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これからのSNSを考える(6)〜慣れないことはするもんじゃない。

やっぱり、そこに信頼関係がなければイカンのです。

ドコモPR用「SNS」 10日で「炎上」

ドコモが mixi のコミニュティを利用して、
プッシュトークという新しいサービスを宣伝しようとしたところ
コミニュティの意味を取り違えて参加者の怒りを買い
わずか10日で敢えなく閉鎖に追い込まれたというお話。

記事を読めば判るように
コミュニティ本来のさまざまな仕組みを
ことごとく否定した結果のようですね。

以前に、ソニーのウォークマンブログでも
同じような茶番があったと思いますが
わざわざ、mixiのコミュニティルールを
都合よく(結局都合が悪かったのだけれども)変更してまで
管理者サイドがすべてをコントロールしたかったのはなぜでしょうか。

ボクの脳裏には「ユーザー不在」という言葉が浮かびます。

ネットでは互いに同等な関係で繋がるからこそ
コミュニティが有効に作用するのに
それがマイナスに働いたときのことだけを危惧して
あくまで「サービス提供者vs利用者」というチカラの構図で
どんどん突き進めてしまったんでしょうね。

日頃から、ユーザーとフランクに対話する用意のない企業が
ちょっとSNSがイイらしいと小耳に挟んだか
あるいは、どこかの広告代理店の企画にうっかり乗っかって
(もしそうだとしたら、
広告代理店ほどSNSと相容れないものはないと思いますが)
いそいそと始めたものの、ユーザーを見くびったがために
火を見たというお粗末さがなんとも悲しいです。
慣れないことはするもんじゃありませんね。

ついでですが、
NTTドコモ広報部の説明も言い訳を通り越してほぼ開き直り。
まるで、自分の方が被害者と言わんばかりですが
お門違いなコミュニティ運営で
ネットにケチをつけられた我々の方こそいい迷惑かと。

ユーザーに面と向き合うというとき、確かに覚悟が必要です。
でも、自社の提供するサービスなり商品なりに
ユーザーに対するウソがなければ
何ら恐るるに足らないのは言うまでもありません。

それにうまくいかなければ
さっさと非を認めてやり直せばいいのです。
最初から予定通りコトを運ぼうとすること自体
ネットという器にそぐわなかったんだと
これからは、よ〜く肝に銘じておきましょうね。

ま、しばらくはやりたくもないでしょうが。

BGM:Billy Joel “Billy Joel Souvenir: The Ultimate Collection

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