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爆発する発想力を持つ。

先日、友人に誘われてあるイベントに参加した。

ESPer2006 秋の陣

要するに、優秀なソフト開発の人材発掘を支援してる経済産業省の独立行政法人情報処理推進機構(IPA)に採択された開発者が、研究テーマの進捗具合や事業化の状況などを報告するイベント。堅そうでしょ。

これが実際結構カタイ話が多くて、正直言うと失礼ながら途中で退屈してしまった。多分自分が技術者でないからかもしれないけれど、それにしてもイマイチ実用性に欠けるきらいは否めないなぁと。それを、自身採択された開発者でもあるくだんの友人も認めていて、「そこが実は我々の課題なのよね」とか。

ただ、もうひとつ抱いた感想は実はその正反対で、「そうかといって突拍子もないホラ話も聞けなかったなぁ」ということ。つまり、まるでサプライズがなかったんですな。むしろ、そのことの方が重要かもしれない。

そういう点では、このGoogleのマスタープランには興味が尽きない。

Google’s Master Plan

googlewhiteboard.jpg

LiveScreenShot

ここに掲載されているホワイトボードを大きくして右へ左へ動かしてみると、Googleの壮大なるスペースオペラがこれでもかとばかりに繰り広げられていて、その大きさに圧倒されること必至。ここに、一部を抜き出した解説がある。

今後開発するソフトやハード、雇い入れたい人材、投資の対象、買収すべき技術、構築する組織などなど、とにかく大小硬軟織り交ぜてありとあらゆる可能性(その一部は既に実現してる)を絵巻物のように描き連ねていて、さながら一つの惑星を見るよう。いや、大げさでなく。火星まで買うんだから。

で、これをつぶさに見ると、ある意味今、我々がどういう世界に生きているかが見えてくる。あるいは、Googleのどういう未来像の中に我々が組み込まれようとしているか、が。ちと、怖いけど。

ただ、こういう爆発する発想力を持つということ自体は素晴らしい。可能性の有無という概念を取り払って、想像力のほとばしりを抑えることなく放出する。なにかコトを起こして社会にその価値を提供しようとする者には、例外なく必要な資質かもしれない。

天下のGoogleと引き比べるのも酷だけど、くだんのイベントでボクがサプライズを感じなかったのは、つまるところこの発想の爆発がなかったことが一因かと。

そういえば、そのイベントでmixiの笠原社長がこういう言葉を紹介されていた。

インターネットにある(ビジネス)機会は全て利用し尽くされたと誰もが考えたときに、そもそもそのルール自体を変えてしまう企業が登場する。そこに自分が関わっているのは感動だ。

これ、元Yahoo!CEO、現Friendster取締役のTim Koogle氏の言葉だとか。こういう言葉を業界のトップにいる人が吐いたりすると、いろいろと夢を描いて俄然やる気が出るもの。日本に欠けているのは、そういう先達なのかもしれないなぁ。

ま、このマスタープラン、一度じっくりと眺めてみることをオススメします。

●BGM

Brown Street Brown Street
Joe Zawinul

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