Welcome to BOL [Business On Line]

Business On Line at now…so, what’s goin’ on?…

2006年イケてるウェブサービスBEST10。

さて、今年の後半から取り上げて来たウェブサービスの中で、来年以降も動きが気になるものを書いときます。ベスト10ですが、順不同ということで。

1.Google Checkout

WebToJpeg

順不同だけど、やっぱりまずはGoogleで。Google CheckoutとGoogleBaseとの組み合わせなら、ショップサイトを持たなくても手軽にネット通販が出来る。請求書やクーポンを作成する機能もある上に、AdWordsと連動してて、広告を1ドル分出稿するごとに10ドル分の決済費用が無料になるので、集客に広告が不可欠なこの頃のことを考えれば、いわば決済手数料が無料になってるようなもの。とんでもないサービスです。ついでだけど、Googleは商品検索を完璧にFroogleからGoogle Baseにシフトしたと見るべき。

2.Google Apps for Your Domain(Google アプリ 独自ドメイン向け)

WebToJpeg

独自ドメインさえ持ってれば、メールソフトの「Gmail」、インスタントメッセンジャーの「Googleトーク」、カレンダーソフトの「Googleカレンダー」が利用できる上に、なんとWebサイト構築ソフトの「Google Page Creator」まで利用できるという有難いパッケージ。メールの容量は2GBまでですから不足はないでしょう?これ全部無料。

Office Live Basicsも、無料でサイト構築できるすんごいサービスだけど、ウェブ上での今後の拡張性を考えたらやっぱりこっちかな。

3.Reviewme

WebToJpeg

スポンサーが報酬を支払って、自社製品をネタにブロガーにエントリを書いてもらう仕組み。PayPerPostがスポンサー付であることを隠して、しかも好意的な記事しか書かせないので、最初はちょっと疑ってたけど、ここはそのブログがスポンサー付きであることを公表して書くので、ま、ちょっとはましかと。要するに、

記事が好意的なものである必要はない。
ブロガーは支払われるかどうかを気にすることなく忌憚のない意見を書ける。
要件は最低200ワード書くことだけ。

だとか。書き手にも読み手にもよけいなバイアスがかからないのでイイ。

4.Kaboodle ThisNext その他

WebToJpeg

次々と立ち上がるソーシャルショッピング(コマース)系のサービス。要するに、お買い物リスト共有型のSNSですね。これを、商品検索エンジンとしか考えていないムードが未だに日本にはあるけれど、全く逆で、SNSが主。あくまで、ユーザーが主人公。海外でもたくさんあるけれども、日本でも来年あたり賑やかになる気配。garittoも参戦するしね。

5.Mpire

WebToJpeg

ネット通販系でもうひとつ。もともとネットショップで販売されている商品の価格比較や、e-Bayなどのオークション価格を知らせてくれるサービスだけど、なんと、ブラウザへプラグインできるようになったので、いちいち、そのショップサイトへ行かなくても今見ているページ上で他のショップ情報を一覧で見れる。ということは、下手すると消費者が一歩もそのサイトから動かないということもあり得る。これ、驚いたなぁ。ちなみに、中古価格も併せて知らせてくれるので、結果的には出費が減るかもね。

6.Pando

WebToJpeg

今後、無料のストレージサービスは、ますます充実するみたいだけど、これもバカでかいファイルもしくはフォルダを送ってくれるサービス。1GBまでOK。サイト上に貼り付けたボックスから直接ダウンロードも出来るスグレモノ。しかも、Skype3.0に対応したので

・自分のSkype仲間にファイルやフォルダを送れる
・相手がオフラインでも送受信できる
・ファイルのURLも取得できる
・同時に複数のファイルを複数の受信者に送れる

…などなど。メールアドレスを入れなくてイイのでめちゃ便利。ネットショップにもメリット大。

7.SmallTown.com

WebToJpeg

文字通り小さな町(Town)用の情報公開サイト。新聞の地方版ページ的ノリで。SmallTown がサービス範囲とする区域では、どんなビジネスも無料で画像1枚と簡単なコメントでfree cardにリストされる。無料でコンテンツ作りに誰でも参加できるのが、まずイイ。

で、有料のenhancedサービスにアップグレードすれば、4つのタブを追加してフォトギャラリーや印刷できるクーポンなどの情報を載せられる。それで月額 $40だから、AdWordsやOvertureを利用することを考えれば、そこそこ手頃な料金かと。

それに地域に密着したビジネスなら、こういうタウン誌的サイトでのプロモートの方が効果的なのは容易に想像できる。おまけに、情報にコメントを付けたり、友達にメールで知らせたりもできるので、結構地域内交流に役立つと思う。

言ってみれば、これがホントのソーシャルネットワークというわけですかね。ボクは、来年日本でも、こういう地域コミュニティものがいろいろ出てくると予想(期待)しています。

8.Jigsaw

WebToJpeg

ず〜っと気になってるビジネスパースンがビジネスユースにちゃんと使えるSNSのひとつ。会員のメールアドレスやURLの他に、直通電話番号やFAXなどもリストされていて、今まで出会うことのなかった者同士が、ビジネスパートナーとして手を組めるチャンスが広がるのがイイ。

もちろん、ガセネタやノイズもあるでしょうが、ペナルティもあるので使ってるうちにユーザー間の意識と行動によって徐々に浄化されていく仕組み。

一方、こちらはやたらと個人情報に神経質になるお国柄なので、なかなかその道のりは遠いみたいだけど、今後、日本でもSNSがオープン制に移行するならば(早晩そうなるでしょう)、こういうのも違和感なく利用されるようになるかと。

自分にアクセスしようとしている人を歓迎するビジネスマインドの溢れる人なら、このサービスもきっと歓迎すると思うんですがね。

なお、同種のサービスLinkedInは9月現在で770万人ものユーザー数に膨れあがっている。

9.Diigo 

WebToJpeg

単にブックマークを共有するだけではなくて、そのページの一部に下線(ハイライト)を引いて、そこにコメントを自由に書いて貼り付けられ、しかもそれを他の人と共有できるというスグレモノ。つまり、コメントを誰かと互いに公開・共有することで、新しい情報や価値を付加できるということ。この視点はイイ。

さらには、ハイライト部分を「ここ読んで」と誰かにメールしたり、検索したり、その部分を引用して、そこからブログの記事を投稿したりもできるという、まあ、至れり尽くせりの超便利ツール。おまけに、日頃使っている複数のブックマークサービスにも同時に登録可能というのですから、く〜、参った〜。

で、SNS的ツールとしてちょっと注目しておきたいのは、共有する範囲を任意に指定できるという点。Diigoでは、「パブリック」と「プライベート」の2種類が選択できるけれど、こうしたおつきあいの範囲(制限)を意識してネット上でも持つというのは、特にSNS系に見られるここ最近の傾向です。

ちなみに、Diigoと同じようなスグレモノに、BlueDotがあるけれど、こちらは公開・共有する範囲を、「全員」「友達」「自分」の標準の3種類に加えて、新規に任意のグループを追加設定できる。

10.Prosper

WebToJpeg

今年一番驚いたサービスは実はこれ。個人間での融資を取り持つサービス。何でもあるなぁ。

借りたい人は、最高2万5000ドルまでの借り入れを申し込める。で「お貸ししてもいいですよ」という他のメンバーが、おのおの希望の金利で融資を申し出る。「おのおの」というのは、つまり借入先を複数に分けることでリスク分散してるというわけ。

感心したのが、借り手の信用度を測るシステム。「信用のおける人間は必ず何かのグループに属しているもの」というルールに則って、Prosperでは、借り手の属するグループの返済状況を公開している。

それは、子供の学校のPTAや近所の犬の散歩グループでも、はたまた消防士の集まりでも構わない。そのグループ全体の返済実績をもって借り手の信用度をクレジットするというとてもユニークなシステム。ま、人というものの「どこかに属していたい」という本能をうまく利用しているということか。

このサービス、メンバーが10万人を超え、既に$20 M(2千万ドル)以上の融資が実行されてるんだとか。ますます伸びそうな気配濃厚。

…、ま、他にもあるけれど、一応この辺で。

ボクが、これらのウェブサービスを紹介するのは、日本でもこういう気の利いたサービスを誰か始めないかなぁという期待を込めているから。なので、中古CD交換サービスのla laのフォロワーが遂に出たと知ったときは、とても嬉しかった。

番外.diglog

WebToJpeg

来年もそこら辺を期待しつつ、続けていきましょうかね。

●BGM

Both Sides Now Both Sides Now
Joni Mitchell

by G-Tools

One Response to “2006年イケてるウェブサービスBEST10。”

  1. […] 以前、こことここで紹介した中古CD交換サービスのdiglogが今日からスタートした。ただし、限定100人のベータテストとして。 […]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。