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年末に動画共有をつらつら考えてみる。

2007年最も重要なウェブトレンドは?

The Biggest Web Trend of 2007 Will Be…

WebToJpeg

投票で来年を占う(もちろんゲーム的に)わけだけど、Read/WriteWebのリポートでは、「オンラインビデオ+インターネットTV」がトップを走っている。う〜む、やはりそうか。

YouTubeのおかげでネットでビデオを共有するという行為が当たり前になったのが2006年。もちろん、著作権侵害の問題をどう始末つけるのか、いまだに判らないけれども、これが来年以降も加速するのは誰でも予想できると思う。

サイトを一から創るより、ブログを書くより、SNSでコメントの返事に追われるよりも、とりあえずアップしとこうというノリの軽さが受けてる原因じゃなかろうか。要するに、ブロードバンド化が進んだりツールの使い勝手が飛躍的に改善されたりして、ウェブに参加するための条件がどんどん緩和されてきているというわけで。

実はボクも来年インターネットTVに関わるのだけれども、TVとビデオ共有との関係を考えるととてもオモシロイ。

TVは基本的には、あらかじめ決められた放送時間に放送するという考え方に立つ。ただし、その後コンテンツはアーカイブ化してオンデマンドでも観られるように公開することもできる。つまり、最初は視聴時間を限定されるのだけど、あとはいつでも自由に観られるわけ。

そうすると、コンテンツの再利用価値が高まるので、そこにいろいろとビジネスモデルを加味できる。例えば、広告なんかですね。

で、それは何もプロの制作会社が制作したものだけに限らない。YouTubeのように、素人が投稿してきたビデオにも十分広告枠をはめることは可能なんですな。それを、「誰がそんなものを観るもんか」と思ったら大間違い。YouTubeが、そのイイ証拠でしょ。世に言うロングテールはず〜〜っと長く伸びているので、たったひとりでも視聴者がいるならば広告価値はゼロではないわけですよ。

以前にも書いたけれど、素人ビデオに広告を掲載する技術なりビジネスなりは結構進んでる。また、その辺のことは神田敏晶さんのこの本に詳しい。

4797339039 YouTube革命 テレビ業界を震撼させる「動画共有」ビジネスのゆくえ
神田 敏晶
ソフトバンククリエイティブ 2006-12-16

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そこで得られる売り上げを投稿者とシェアするという発想は、きっとたやすく受け入れられるだろうし、もしかしたらアフィリエイトなんかよりももっと大きな層を創るかもしれない。なにしろ、再利用の機会を持てるというところが素晴らしい。一粒で二度(いや、何度も)おいしい。

メディアは、既にユーザーとの「共生」の時代に入っている。(ちなみに、神田さんは「共創」と言っている。)制作側が視聴者の生活の中に送り込むのではなくて、視聴者の生活の中から生まれてくるものを制作の原点にする。そういう発想は、インターネットTVにこそ相応しい。

この稿、明日に続けよう。

●BGM

That Early September That Early September
Akira Ishi & Steve Swallow 石井彰 スティーヴ・スワロウ

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