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Googleに挑むYahoo!&PayPalチーム。

GoogleCheckoutの動向には常々目が離せない。というか、一体いつになったら日本で始まるのか、ず〜っとやきもきしている。

GoogleCheckoutについては、過去にたびたび書いてるのでとりあえず以下を参照くだされたく。

汝、Googleの意のままに従い給うか。
【速報】またやってくれました、Google Checkout。
2006年イケてるウェブサービスBEST10
Google Checkout、来てます。
既存企業をバッタバッタとなぎ倒す。
ネット全体が巨大なモールなのだから。

で、そのGoogleCheckoutの、予想された通りのライバルが現れたというビッグニュース。

Yahoo! PayPal Checkout Program

なんと、かつては敵同士だったYahoo!とPayPalが提携した。

ちなみに、PayPal日本語版も先日サイトが整備されて、とても判りやすくなった。その効果だろう、ボクの周りでもPayPal利用者がじわじわ増えている。サービス内容を見れば、それも当然だけど。

PayPal日本語版

で、その提携で「検索エンジン+決済サービス」のタッグチーム同士がガチンコ勝負になるわけで。

要するに、

「Google + GoogleCheckout」VS「Yahoo! + PayPal」

という図式。判りますね?

Yahoo!の検索結果に表示される、検索エンジン連動広告のYahoo! Sponsored Search (要するに日本で言うところのオーバーチュア)で、PayPalを導入しているサイトには青いショッピングカートのアイコンが表示される。

yahoopaypal.jpg

これはGoogle↓でもテストされてた見せ方。

product_search_results.jpg

GoogleCheckoutは、今年早々、今年1年間手数料が無料になるキャンペーンを始めて我々の(少なくともボクの)度肝を抜いた。

もしあなたが2%の決済手数料(そもそも手数料が安い)と1件につき$0.20のトランザクション費を支払っていて、1件の決済金額が平均$50だとすると、今後 Google Checkoutで決済すれば、1件につき$1.20を割り引いてくれるという太っ腹な話。回りくどいけれど、つまり無料ってこと。

しかも、Google Checkoutは、AdWords広告と連動してて、広告を$1分出稿するごとに$10分の決済費用が無料になるサービスもやってる。全く決済で儲けるつもりがないかのよう。というか、そうなんだろうな。

一方、今回の提携で、「Yahoo! + PayPal」チームはGoogleCheckoutのお株を奪うような無料キャンペーンまで始めた。PayPalの決済手数料を年内無料にするばかりか、Yahoo! Sponsored Search の$100分のクーポンまでいただけるという大盤振る舞い。負けていない。

つまり、本当の図式はこうなってる。

「Google + GoogleCheckout + AdWords」VS 「Yahoo! + PayPal + Yahoo! Sponsored Search 」

PayPalはあのeBayの子会社であくまでYahoo!とは別会社だから、いろいろと条件はあるのだろうけれども、よく無料キャンペーンに乗ったなぁと思う。ま、今年の年末までなので、新しいユーザーを獲得するための先行投資というところかな。

Googleは上記の無料キャンペーンで、無料にした決済手数料をAdWords広告の売り上げで十分にカバーできていると言ってるので、まんまと図にあたったというわけか。もっともこっちは、単体の企業の中での話なので、総合的に考えやすい。

というか、そもそも「検索エンジン」と「PPC広告」と「決済サービス」という三種の神器を持ってる企業がいったいいくつある?これらを上手く絡め合わせて提供すれば、何でもできるという気がする。

そんな話のウラで、Googleはこれまで商品検索エンジンとして提供していたFroogleを、ブランディングのためにGoogle Product Searchに名称を変更し、”Google なんちゃら”に統一することに。賢明かと。

Goodbye Froogle, Hello Google Product Search!

frooglegoogle.jpg

ただ、ブランディングのことよりも、もっと重要なことをこのエントリは教えてくれていて

Google Product Searchの初期設定では、ショップがGoogleCheckoutを利用しているしていないにかかわらずすべて表示される。ただし、検索者がGoogleCheckoutのユーザーである場合は、GoogleCheckoutで決済できるショップのみを表示するようにフィルタリングできる。

こ、こ、これはエライことですよ。

要するに、Google Product Searchに自分のショップサイトを登録するなら、同時にGoogleCheckoutの導入も検討しなければならなくなるわけだ。

GoogleCheckoutの利便性を考えれば、今後ユーザー数を伸ばすことは想像に難くない。その層は概ね、Google Product Searchを利用して商品を検索する頻度が高いと考えられる。日本を除く海外のGoogleのシェアを見れば誰でも判る。

彼らは、GoogleCheckoutを利用できるショップを優先的に検索するだろう。そうするとショップは、その客層を無視するわけにはいかなくなる。はやいとこ、GoogleCheckoutを入れておこう、という案配。

ネットユーザーのサイトへの入り口が検索エンジンに定着しつつある今、この広告・決済スキームは押させておくべきかと。タダだしね。

ところで、つい先日イギリスでもGoogleCheckoutがスタートした。例に漏れず、手数料無料キャンペーンの展開中。

さて、かたや日本。な〜んの音沙汰もない。

のんびりやってる間に海の向こうではどんどん進んでる。もしかしたらカード会社は戦々恐々かもしれないけれど(いや、まだ寝てるかも)、ものすごくギャップを感じる今日この頃。

早く日本でも、スタートしないかな。どっちが先でもイイから。

●BGM
Anthem
Ralph Towner
B000059OB9

One Response to “Googleに挑むYahoo!&PayPalチーム。”

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