あなたなら紹介してもイイですよ。

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うわぁ〜、これはどエライのが出てきたぞ。

VisiblePath

要するに、LinkedInのようなビジネスユースのSNS。LinkedInは、直接友人ではないビジネスパースンに接触するのに、間にその友人を介してたどり着く仕組みが受けていて、既にユーザーは900万人を超えている。

このVisiblePathは、それよりはるかに緻密な人的関係を構築する仕組みになってる。といいながら、ここにビデオがあるけれどサッパリ判らなかった。

で、探したら例によってTechCrunchに詳しい解説があった。

VisiblePathはLinkedInにそっくり―しかしはるかに役に立つ

(前略)われわれは皆LinkedInの欠点も知っている。コンタクト相手が単一のリストでしか表示されないので、誰が誰より親しいのかといったことが一切わからない。さらに「コンタクトに加えて欲しい」と誰かに依頼された場合、非常に強い社会的な圧力を受ける点も問題だ。

それは言えてる。「お願いしますよ」と言われたら、断るのが悪いと思ってしまいがち。で、VisiblePathの場合、個別の交友関係の深さを、Outlookのプラグインを使って情報収集するんですって。なんとまぁ。

ユーザー同士の関係の親密さはパーセント表示で評価される。メールや会合のアポイントなど常に頻繁なコミュニケーションがあれば評価は次第に高くなるが、それがなければ時とともに低くなっていく。 VisiblePathでは、Outlook以外にも電話やIMの交換などの履歴情報を利用して関係の度合いをフォローし、測定する方法を考え出している。

ほぉ…、ユーザー間の人間関係を測って数値で表示するというのはスゴイな。

Outlookは現在のネットワークの状態を測定し、誰がコンタクトなのか、誰にメールしたか、どんなアポイントをしたか、などの情報に基づいてネットワークの状態の変化を追跡する。プラグインはこのスキャンを毎日、毎週、あるいはユーザーが望んだときに行う。

うひゃ〜、Outlookに監視されてるみたいだな。「どんなアポイントをしたか」って、どうやって評価するのだろう。いずれにしろ、この時点でもんのすごいテクノロジーの話と判る。

で、単にメールを書いて誰それを紹介してねと言っても、おいそれと仲間に入れてもらえない。それまでに、メールのやりとりがあって、実際に会って交流しているという情報をvCardに記録しておく必要がある。この辺は現実の世の中でのルールに則っているかと。逆に、そういった交渉が途絶えれば時間と共に関係が薄まっていくという案配。なるほど。そりゃ道理ですな。

オモシロイのは、

ユーザーが自分のネットワークに直接属していない相手に接触したい場合には、相手の名前や肩書き、企業名で検索しなければならない。検索結果にはVisiblePathが前述のような基準に照らして関係を分析し、もっとも可能性が高いと判断した関係が選ばれ、ユーザーからその相手までの最短のリンクの連なりの経路が表示される。

つまり、Xさんにたどり着きたければ、AさんとBさんとCさんを経由すれば最も近いと示してくれる。そりゃイイ。早く日本でもやってくれませんかね。

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ただし、上記の場合、Aさんが自分に一番近い側だとすると、Aさんの情報のみ掲示されて、初期設定ではそれ以降の人の情報は判らない。ま、普通そうですもんね。

検索結果にはコンタクト相手の人物のプロフィールページが含まれる。これはLinkedInのプロフィールとだいたい同じで、職歴、学歴、連絡先、その他の経歴が含まれる。このプロフィール情報は直接のコンタクトではないユーザーには公開されない。

このあたりは、個人情報の保護にきめ細かく対応している感じ。

で、Aさん、Bさん、Cさん…とバトンタッチが行われて目的の人にたどり着く(着きたい)わけだけど、

リンクの連鎖の一環に入ったユーザーは、このリクエストを次のリンク相手に送ることができる。このとき必要なら発信した人物について自分のコメントを付け加えることもできる。(中略)連鎖の各段階にある人物が紹介依頼を承認しなければ、紹介依頼はその相手には届かない仕組みになっている。

つまり、「え〜、ボクは紹介したくないなぁ」と思ったら、プツンと止めてしまえる。そのときの、自分の前後にどういう関係が築かれてるかで判断するんだろうね。これも現実社会と同じかと。

つまるところ、システムの仕様に左右されて人間関係をいわば型に嵌めるのではなくて、可能な限り現実のそれに近い形で機能するようにプログラムされている。こりゃ、キャピタルから2270万ドル集めても当然かな。

ただ、そうすると、いわゆるサプライズが起こりにくくなるんじゃないかと、ちと気にかかる。人的判断の要素が多くなればなるほど、保守的傾向が強まることも想像に難くない。ま、国民性にもよるだろうけれど。とかく、日ノ本ヤマトでは…。

「え、そんなところにそんな人が(つまり才能が)!」というのも、ネットの面白いところなんでね。そこは捨てがたいな。

●BGM
Travels
Pat Metheny Group
B0000262UV


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