残念だけどホントだった。
Pandoraは、無料で音楽を検索して聴けるサイト(だった)。自分の好みのアーティストや曲を検索すると、同じテイストのアーティストや楽曲を、「ほれ、こんなんどう?」と次から次にラジオ番組仕立てで再生し続けてくれる。言ってみれば、これも集合知の一形態。「え?誰これ?」という嬉しい発見もあり、おかげで趣味の世界が広がるので、ボクも愛聴してた一人。
(日本からアクセスすると「お断り」のページのはず)
でも、本当はアメリカに在住のリスナーにだけ提供されてたんですよね。すっかり、忘れてました。というか、どうやってアカウント登録できたのかさっぱり覚えていない。
Pandoraは DMCA114条に基づいて運営されており、そのおかげで、著作権者に対する使用料の支払い手続きが明確になっている。しかし国際的にはDMCAに相当する法律は制定されておらず、他国で合法的にサービスを運営するためには、Pandoraは著作権者と個別に契約を結ぶ必要がある。つまりすべての楽曲についてレコードレーベルやパブリッシャーと個別に契約していかなければならないわけで、これはものすごく時間のかかる困難な仕事だ。
それは、絶対無理だな。
で今回、やむなく国外のリスナーを、そのIPアドレスで識別して除外したというわけ。木曜日からと聞いていたのに、ボクがシャットアウトされたのは今日だった。ま、世界中のアドレスをカバーするのに時間がかかってたんでしょうね。
と、思いきや早速こういうサイトが登場。
How to: access Pandora from outside the US
アメリカ以外からPandoraにアクセスする方法。「私はPandoraを責めない。彼らは法律に従っただけ。責めるなら法律の方」だとか。ま、それはともかく、Pandoraの英断を考慮すれば、なにもそこまでして…という気もしないでもないので、解説はしない。
Pandoraのサイトには、「今まであなたが聴いていたラジオステーション、ブックマークしたアーティストや曲などのデータは、将来あなたの国でローンチしたときのために保存しておきます。」とあるけれど、さていつのことなんだろう。
で今、このエントリを書きながら久しぶりにLast.fmを聴いてる。
ここも、Pandoraとサービス内容はそう変わらないけれど、Pandoraの方がインターフェイスがシンプルで使いやすかったんですね。でもそうも言ってられないので、しばらくはこっちかなぁ。
面白いのは、おなじアーティストで検索しても、番組で再生される曲目の嗜好がPandoraとLast.fmとではまるで違う。アメリカとイギリスの違いかな。なんとなく、Last.fmの方は大人な感じ。
ちなみに、Last.fmでは、ユーザーがパソコンで再生する楽曲データを世界中から収集(スクローブルという)してて、それを元に番組で再生する曲の傾向を決めている。(ということは、イギリスらしい…ということはないか)
確か以前は、スクローブルしてる楽曲数がリアルタイムでカウントされてるページがあったけれど、今はどこだか判らない。(ものすごいスピードでカウント数が増えていくのを覚えてる)
驚いたのは、Last.fmでは、このスクローブルして収集したデータをAPIで公開している。エライ。
Audioscrobbler Web Services API
要するに、これを利用すればLast.fmと同じように、あるアーティストや楽曲に対して似たようなのをレコメンドする仕組みができあがるわけ。スゴイ。全く有り難いなぁ。
Last.fmでは検索して曲を再生するためのツールをダウンロードし、それを起動してラジオを聴く。今聴いている曲をイイとかイマイチとか評価できたりする他に、曲にタグを付けたり、友人にメールでレコメンドしたりできる。あ、もちろん、ここで再生した曲はスクローブルされているので、そのつもりで。
ついでに、このツールはSkypeの追加機能としてエクストラに標準装備されているので、Skypeを使ってるならそっちから起動してもイイ。ボクはこっちの方が小さくてイイ。

ちなみに、これで再生するときに、Skypeの自分の名前の横にアーティスト名と曲名がリアルタイムで表示されるように設定できる。誰かが気付いて、「お、なかなか渋いの聴いてるね」となるわけ。この、「今、●●してる」というのは、もう当たり前になってきたなぁ。
●BGM
The Ko”ln Concert
Keith Jarrett 
1 Response to “さよなら、Pandora。お久しぶり、Last.fm。”
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