人力検索とは、検索アルゴリズム一辺倒の検索結果に飽き足らないユーザーを満足させるために、ガイドが検索結果を選んで提供するサービス。
確かにGoogleは便利。でも、本当に知りたいことを見つけるのに苦労することもしばしばある。
「キーワードがまずいんじゃないの?」と思われるだろうが、人とはいろんな考えを持つのだから、検索エンジンのアルゴリズムに完璧に合致するようなキーワードを見つける方が難しいことも多々あるわけで。要するに、機械は人を超えることはないということかと。
先日ローンチしたMahaloはその人力検索エンジンのひとつ。
ここに詳しいリポートが。
Jason Calacanisが人力検索Mahaloを本日ローンチ
例えば、「iPhone」で検索したら、こんな感じ。
検索結果ページには、トップ7位までの検索結果の他に、およそこれらの情報が必要であろうと思われる(ガイドが判断した)サイトを網羅している。これを見ると、システムによって自動的に、つまり玉石混淆に羅列したのとワケが違うとよく判る。
というか、シンプルにまとめてくれるのが嬉しい。検索結果が多ければイイという時代でも、もはやないと思ってて、検索するユーザーの意図を汲んできちんと要約してくれている中から、更に深掘りしていくという流れの方が、結局は検索の目的に適うなと思い始めている今日この頃。
その辺が、人力検索エンジンの存在価値だろうし、ここ最近この分野が賑やかになってきている理由かと。そういえば、先日書いた50matchesにも通ずる概念ですな。
Mahaloでは、40人のフルタイムガイドが4000ページを作成してて、今後も増やし続けていくんだそう。頑張る。
ガイドが追加情報としてノートを掲載してくれてたり、リンクのランキング、結果ページのリンクコードの他に、リンクをレコメンドするための入力欄もある。
つまり、ユーザーが新しい情報を追加できるというわけ。これは面白い。そうそう、集合知ね。一見、Wikipediaに似ていなくもないけれど、こっちはあくまで検索エンジン。なので、投稿が多いリンク先は上位にランキングされる。おまけにフォーラムまで開催できる。ユーザー参加型検索エンジンとでも言うべきか。
ちなみに、検索結果ページには、その検索結果を作成したガイドのプロフィールもリンクされていて、現在作成中の検索結果ページの進捗状況を公開している。この辺は、いかにも人力検索エンジンであることを巧みにアピールしてて、なんとも心憎い。
こんな感じ。
ついでに悪質なリンクは、ガイドが削除していくんだそう。そこなんですね。やっぱり人間がジャッジしないといけないことはまだまだあるかと。
人力だけに、完全に使えるモノになるまでに数年かかるらしい。でも、この分野には期待したいなぁ。日本でも。
人力検索ものは他にもいろいろあるので、また次回に。
●BGM
Planet Waves
Bob Dylan 
1 Response to “人力検索エンジン、頑張る。”
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