Business On Line at now…so, what’s goin’ on?…
離れたところにいる友人と、緩〜く繋がっていたいという欲求をうまく利用してヒットしたのがTwitter。「今、何をしてるのか」ということを互いにミニマムに知らせ合うのが流行の原因。
ただ、これは、う〜むどうなんだろうか。
今や、複数のソーシャルメディアを平行して利用しているユーザーもたくさんいる。で、これは、それら複数のサイトでの行動をすべて自動的に認知して、一カ所にまとめて表示するというもの。
アカウント登録すると、自動的に自分のプロフィールと友人情報がインポートされるらしい。らしいというのは、まだプライベートテスト中で、招待メールを待ってるけれどまだ来ないので触っていない。きっと、SNSのログイン情報を設定して、そこからBlueswarmに取得させてるんだろう。(あくまで推測)
で、Blueswarmが定期的にウェブをチェックしてて、ユーザーがどこかのサイトでプロフィールなんかを書き換えたら、Blueswarmでも自動的に更新してくれる。RSSリーダーみたいなものと思えば話が早いかも。
ついでに、友人がネット上で何か新しい動きをしたら、それもチェックしてて、自動的にアップデートして知らせてくれる。つまり、それぞれのサイトでいちいち確認しなくても、全部ここでワンストップでチェックできるということ。なるほど。
ただ引っ掛かったのはここ。オプション機能として、そうやって収集した友人情報を誰に見せてもイイかを任意に設定できるらしい。
え?ということは、例えばAというSNSであなたと友人関係にあるXさんの行動を、Bという別のSNSであなたと友人関係にあり、かつXさんとは全く無関係のYさんが知ってしまうということもあり得るんじゃないの?違う?
機能説明を読んでるだけなので、もしかしたらもっとプライバシーを尊重しているのかもしれないけれど、でも読む限りではそうみたい。パブリックな情報だけと断りがあるものの、誤操作を引き起こさないとも限らないでしょ。これは、ちとマズイんじゃないかと。
以前、MySpaceだったかどこだったか忘れたけれど、同様の機能を付けた途端にユーザーの猛反発を食らって、数日でスゴスゴと引っ込めた一件もあったし。
友人の動きを逐一チェックしたいのなら、例えば、mixiユーザーが使ってるウェブ狼煙みたいなのでイイんじゃないでしょうかねぇ。邪魔にならないし。
便利を追求しすぎて、怖いモノになってしまっては元も子もありませんよね。
●BGM
A Hundred Miles or More: A Collection
Alison Krauss
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