海外では、新しいウェブサービスが毎日ものすごい勢いで現れ続けている。
ボクが日常的にチェックするその系統の情報サイトのひとつにKillerStartups.comがあるけれど、ここなんか毎日少なくとも20件のリポートを欠かさないし(それがウリ)、よくネタ元で紹介してるMashable!も最近メッキリ多くなって、ほぼ毎日20件は下らない。きっと、しっかりした執筆・編集チームが編成されてるんだろうな。(イイなぁ)
もちろん、他の情報サイトとネタがだぶってたり、つまらないものもあったりすることはしょっちゅうなので、ある程度飛ばし読みする。それにしてもこのてんこ盛り状態は全くスゴイ。ゲップ出そう。
ただ、そのことよりもむしろ読んでて感心するのは、あるいは羨ましくなってくるのは、どこもが我先に「こんなん作ったぞ〜。どないだぁ〜」と一様に元気であり、かつそれに敏感に反応するユーザーやメディアがきっちり批評を加え、そしてスタートアップ時期を支えて、イイ意味で一儲けしようとするキャピタルがいること、それに尽きるわけで。
要するに、新しい事業を世に送り出すことに誰もがマジなのがよ〜く伝わってくる。ま、買収されるのが目的であったとしても。
などと思ってたら、タイムリーなエントリが。
誰がクローンしているの?Business2.0の国別クローン一覧は、要再提出
そうした時代の最先端を行く、Web2.0系ネットビジネスのクローン(コピー)が世に蔓延っていると、Business2.0が報じたらしい。(サイトには掲載されていない。そこがお粗末)
確かに、DiggやFacebook、それにYouTubeなどをお手本にしてるサイトは世界中に溢れていて枚挙に暇がない。でも、どこまでが似てるねと済まされて、どこからがクローンとして非難されるのかは、どれだけアレンジできたかにも関わってくると考えてて。
先日も、同じ趣旨のエントリをTechCrunchは掲載してる。
確かに、これはやり過ぎと言われても仕方ないなぁ。どう見ても同じですもんね。
ただ、ボクは先発組の良いところをヒントにするのは構わないんじゃないかと思ってるひとり。そこに、自社のユーザーにとっての新しい価値を付加したり、あるいはカットしたりして世に出すのも十分アリかと。
少々ラジカルと捉えられるのを承知で言えば、ええとこ取りの真似でもイイから、とにかく世に出して世間の洗礼をまず受けよと言いたい。
そもそも、完全にゼロから発想できるモノなど、もうこの世にはない(はず)。数々の発明の例を見ても、過去にある何かを改善したところから新しいモノに生まれ変わってるケースが多い。
それには、まず真似ること。真似てみて、「?」という部分が見えてくる。そこがチャンス。そこから試行錯誤、ユーザーを巻き込みながらどんどん変態を繰り返す。要はアレンジのセンスがモノを言うわけで。
先のエントリにも、「DailyMotionが出来たのはYouTubeよりも前。どっちがクローンだ。」とある。つまり、今既にあるモノをもっと使いやすいモノに仕立て直すことも、立派なビジネスになり得る。
真似は、真似のままで終わらない限り、決して恥ではない。
ボクがこのブログで海外のサービスを紹介するのも、ひとつはそのきっかけになればなぁと思ってるわけで。ちなみに、これを主題にした本の企画書をとある出版社に出してるところ。そろそろ、お返事いただける頃かな。もう書き始めてるんだけど。
ところで、Mashable!ではここ数週間、ネットビジネスのカテゴリ別一覧をず〜っと掲載し続けていて、これが圧巻。この仕事は敬服に値する。例えば、これ。
ONLINE BUSINESS TOOLBOX: 230+ Tools for Running a Business Online
よ〜し、なんかやろうと思うなら、このシリーズをチェックして、紹介されているサービスを片っ端から試して回ることをオススメする。絶対にヒントがあるはず。今のところ、全カテゴリで1200サイト以上あるけれど、ネタの宝庫と思えば有り難いでしょ。この盆休みに是非どうぞ。
で、ヒントを思いつかなければ?それは、不便を感じないあなたのマインドが、ちょいとフリーズしてるのかも。とりあえず、ひとっ風呂浴びてこようかね。
●BGM
Abbey Road
The Beatles 
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