ファイル共有ソフトを使って著作権を侵害したとして、メジャーのレコードレーベルから訴えられてた女性に、陪審員は総額$222,000(約25,967,340円)の損害賠償を課したとか。うへ!
Woman to pay downloading award herself
で、早速TechCrunchが噛みついてる。TechCrunchは、ネット上の音楽ビジネスについて常に最新情報をリポートしてくれるので、個人的には絶対に目を離せない。
確かに、このリポートにあるように、時代に逆行してる感もなくはない。ないけれど、一方で、ほんじゃアーティストはどこで生計を立てるのかという大きな課題が解決できそうにも、ない。
同じTechCrunchのこっちの記事では、
楽曲のダウンロード販売サイトでの1曲あたりの単価がどんどん値下がりしてるのを受けて、もうデジタル楽曲で儲けるという収益モデルを捨てて、ライブ公演、マーチャンダイジングの他、楽曲コピー商品の限定エディションや、新アルバムの特別限定版ボックスセット販売なんかにシフトすべきと、結構ラジカルな意見を披露している。
かと思ってたら、先日、新曲をオンラインでリリースしたラジオヘッドが、この手法を採ってる。
ネットで先にダウンロード曲を提供しておいて、ボックスセットをあとで販売するという流れ。ボックスセットは、12月3日にならないと発売されない。う〜む、デジタル・ダウンロードが当たり前になりつつあるこの時代に、あえてCDパッケージの販売を最終地点にしているのは、ちょっと注意しておいた方がイイかも。
既に、スウェーデンのmubitoが楽曲ダウンロード無料のコンセプトで、このビジネスを始めてるのは知ってたけれど、まだ、ちょっと無理っぽいかなぁと思ってたわけで。
ここの代表は、「音楽も水と同じで本来はタダ。それに付加価値を付けることでお金を生む方向に行くはず」と言ってる。言いたいニュアンスは判る。ただ、その付加価値が何なのか?
音源以外に売れるものがあるアーティストはそれでもイイかもしれない。でも、そうでないアーティストの方が多い。作品だけでライブをしないというアーティストもいるだろうし。思い起こせば、あのビートルズも後期はライブをしなくなってたんだし。ま、例としては適切ではないかもしれないけれど。
と思ってたら、こういうのが始まった。
インディ系のアーティストの音楽が20,000曲以上登録されていて、放送や映像、CMなんかに使われる際にライセンス料を徴収できるサービス。カテゴリや音楽の感じ(ゆったりとか激しいとか)などで検索でき、試聴してみてよかったら、その場でライセンスできる。
リポートにもあるように、目的に適う楽曲を一所で検索できるのは大いに便利。しかも、しかるべき対価が支払われるのが素晴らしい。これも、例のロングテールを実現してるということかな。(そういえば、最近聞かなくなったな、ロングテールって)
実はボクも今、ネットでの楽曲販売の企画を密かに進めてて(書いてしまうと密かでも何でもなくなるけれど、ま、いいや)、ここが一番の考えどこ。
今や、昔と違って誰もが簡単にコピーできるようになってきたと言っても、そのことを背景に楽曲を提供する側が無料にしてしまうのは、個人的にはやっぱり釈然としない。
アーティストにもちゃんと還元できて、消費者にも受け入れられる、時代の流れに逆らわないうまい方法。う〜ん、考え出すとアタマ痛いけれど、なんか方法はあるはず。
なんかね。
●BGM
Shine
Joni Mitchell 
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