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御大の登場で、Facebookが突然の孤立?

このところのFacebookの成長ぶりは目覚ましい。ことに、外部デベロッパーに各種のアプリケーション開発の場を提供したことは、SNSが新しいプラットフォームになったことを強く印象づけたかと。それは、かのGoogleでもできていなかった。

…昨日までは。

もう、そこかしこで書かれてるけれど、そのGoogleがお出まし。

The web is better when it’s social

日本語では、やっぱりここが一番判りやすい。

Googleの野心的「OpenSocial」APIの詳細判明―木曜日にローンチへ

OpenSocialという名の、SNS用の共通APIをGoogleが提供することになったという話。なんのこっちゃ?

つまり、今までは、SNSで動くアプリケーションを開発するのに、それぞれのネットワークが要求している諸制限に対応していなければならなかったのを、複数のネットワーク上で同じように動くアプリケーションを、より簡単に作れる手段を提供し始めたということ。

opensocial.jpg

OpenSocialは、以下のごくごく基本的な機能のみを提供する。

・プロフィール情報(ユーザー・データ)
・友達情報(ソーシャル・グラフ)
・活動情報(ニュースフィード、その他、実際の活動)

記事にもあるように、SNSに個別に対応するのは何かと面倒。それを一発で済ませられるなら、提供するSNS自体を増やすことが簡単。デベロッパーにとっては願ってもないこと。

Googleには、Orkutという自前のSNSがあるけれど、なぜかブラジルとインドの人に愛用されてる以外は、イマイチ伸び悩んでる。

で、今さら機能面なんかでテコ入れしてユーザーを増やすのではなくて、というか、Facebookやその他のSNSの向こうを張って、自らプラットフォームを整備するのではなくて、既にそこそこのユーザーを集めている複数のSNS向けに開発ツールを提供したのは、一枚も二枚も役者が上。

要するに、SNSとデベロッパーの両方をパートナーにしたというわけ。カシコイなぁ。

これに応じて、前々から下話はできたてようだけど、既に、Engage.com、Friendster、hi5、Hyves、imeem、LinkedIn、MySpace、Ning、 Oracle、orkut、Plaxo、Salesforce.com、Six Apart、Tianji、Viadeo、 XINGなんかが参加を表明してる。まだ増えるはず。

そう、あのMySpaceもちゃっかり入ってる。で、Facebookの名前はない。

Facebookは外部からのプリケーションを広く受け入れているけれど、何かと縛りがあって、このOpenSocialの方がはるかに開発し易くなるらしい。おかげで、突然、四面楚歌状態に陥ったと見えなくもない。いや、Googleがそうし向けたとも見えるか。

ま、いずれFacebookもサポートするだろうけれどね。デベロッパーにとっても、その方が今一番乗ってるSNSとそれ以外のSNSに面倒な書き換えなしにアプリを提供できるから大歓迎だろうし。ま、いずれにしても、それでまたGoogleがイニシアチブを持つことになるのは間違いないけれど。

これ、日本のデベロッパーも意識しておくべきかと。というか、そういう土俵にあがっていようよね。

ところで、Facebookは近々Microsoftと提携して「SocialAds」という名の広告ネットワークをリリースする予定。これまた物議を醸し出すこと間違いない。詳しくはいずれまた。

●BGM
Guitarist
Laurence Juber
B0000AOKOM

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