このところのFacebookネタのラッシュと、GoogleのOpenSocial騒ぎのおかげで全く目立たないけれど、個人間融資の2社にちょいと動きがあったので、一応書いておこうかと。
まず、これ。
ProsperがSEC登録を申請、$500MのP2P金融流通市場創生へ
Prosperを初めて紹介したのが去年のちょうど今頃。当時、メンバーが10万人超だったのが、今やなんと45万人を数えるんだそう。1年で4.5倍かぁ。融資実行額は総額$96.4M(9640万ドル)にも上るというから、同じく$20M(2000万ドル)の約5倍。驚き。
この好調ぶりを反映してというわけだろうか、貸し手側のメンバーがもつローンを、返済満期時を待たずして互いに流通市場で売買したいという話。誰でもそう考えるだろうなぁ。
しかし、SECに提出した書類に、「今後1年間に累計最大$500M(5億ドル)分の価値の融資を見込んでいる」というのは、また大きく出たなという感じ。ま、確かに普通の金融機関にすればどってことない額かもしれないけれど、ネット上での、しかも個人間融資でそこまで実績を積むのは結構ハードルが高いかと。
それと、こっちはFacebookが関わってる。
LendingClub Moves From Facebook to Alums
LendingClubもProsperと同じ個人間融資サービスだけど、利用するにはFacebookのユーザーであることが条件。この8月に、$10.26M(1026万ドル)をキャピタルから調達したばかり。以前、ここで書いてるので参照あれ。
で、今回、全米の有名大学同窓会にも、その利用者層を広めたいとか。要するに、より大きな市場に目をつけたというわけかな。ま、これもFacebookにアプリケーションを提供してるデベロッパーなら誰でも考えつくかと。
個人間でお金をやりとりするウェブサービスは、今後大いに整備されるだろうと考えてて、その先達でもあるProsperやLendingClubには注目していたいところ。きっと大きなムーブメントを起こすと思うなぁ。
日本では、法的に何かと障壁が多いようで、今のところこの手のサービスの話はさっぱり聞こえてこない。あ、そういえば、Prosperのアジア進出の話は、どうなったんだろう?
●BGM
Man Behind Bars
Mike Mainieri 
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